遠隔転移のないMIBCでは、膀胱全摘除術と尿路変向術が標準的な治療になります。
国立がん研究センターがん情報サービス 膀胱がん 治療 https://ganjoho.jp/public/cancer/bladder/treatment.html (2025年6月閲覧)
切除する範囲は性別によって異なります。
尿路変向術にはいくつか種類があり、がんの位置や全身の状態、患者さんの生活状況などを考慮して選択します。
左右の尿管を1つのストーマにつなぐ(パウチ1個)
左右それぞれにストーマをつくる(パウチ2個)
手術時間が短く、体への負担が少ない(高齢者や合併症のある人にも行うことができる)
回腸(小腸の最後の部分)を切り離して、左右の尿管とつなぎ、お腹に縫い付けてストーマをつくる(パウチ1個) 確立された手術方法であり、最も広く実施されている
小腸または大腸の一部を切り取って袋の形に縫い合わせ、尿をためるための袋(新膀胱)をつくる
複雑な手術であり、手術時間が長いことから、体への負担が大きい
尿道にがんがある場合や、再発リスクがある場合は、選択できない
左右の尿管を1つのストーマにつなぐ(パウチ1個)
左右それぞれにストーマをつくる(パウチ2個)
手術時間が短く、体への負担が少ない(高齢者や合併症のある人にも行うことができる)
回腸(小腸の最後の部分)を切り離して、左右の尿管とつなぎ、お腹に縫い付けてストーマをつくる(パウチ1個) 確立された手術方法であり、最も広く実施されている
小腸または大腸の一部を切り取って袋の形に縫い合わせ、尿をためるための袋(新膀胱)をつくる
複雑な手術であり、手術時間が長いことから、体への負担が大きい
尿道にがんがある場合や、再発リスクがある場合は、選択できない
左右の尿管を1つのストーマにつなぐ(パウチ1個)
左右それぞれにストーマをつくる(パウチ2個)
手術時間が短く、体への負担が少ない(高齢者や合併症のある人にも行うことができる)
回腸(小腸の最後の部分)を切り離して、左右の尿管とつなぎ、お腹に縫い付けてストーマをつくる(パウチ1個) 確立された手術方法であり、最も広く実施されている
小腸または大腸の一部を切り取って袋の形に縫い合わせ、尿をためるための袋(新膀胱)をつくる
複雑な手術であり、手術時間が長いことから、体への負担が大きい
尿道にがんがある場合や、再発リスクがある場合は、選択できない