NMIBCは、TURBT(経尿道的膀胱腫瘍切除術)後も膀胱内の再発*を繰り返して、筋層浸潤性膀胱がん(MIBC)に進展する可能性があることから、治療後のフォローアップ(経過観察)が重要です1)。
*治療によって消失したがんが再びあらわれること
| 低リスク群 |
膀胱鏡検査
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初回治療後3ヵ月目 → 6ヵ月ごと(2年間) → 1年ごと(5年まで) **
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|---|---|
| 中リスク群 |
膀胱鏡検査
+尿細胞診
:
初回治療後3ヵ月目→ 6ヵ月ごと(3年間) → 1年ごと(5年まで)**
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| 高リスク群 |
膀胱鏡検査
+尿細胞診
:
3ヵ月間隔(2年間) → 6ヵ月ごと(3~5年) → 1年ごと(10年まで)**
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CT検査
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1年ごと(3年間) → 2年ごと(10年程度)
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**患者さんの状態にあわせて、その後もフォローアップ